気温がぐっと下がり、今年もあと1ヶ月となりました。
この時期になると、蜂の姿を見かけなくなり、「今年はもう終わり」と安心してしまう方も多いのではないでしょうか。
しかし実際には、蜂の巣が残ったまま冬を越すことで、翌年の春に再び同じ場所で被害が発生するケースが少なくありません。
蜂がいない今だからこそ、安全かつ効率的に“来年のトラブルを防ぐための準備”を進めておくことが大切です。
今回は、春先に蜂の被害を防ぐために、冬の間にできる「3つの予防ポイント」をご紹介します。
蜂の巣の“残骸”を必ず撤去する
秋に駆除した巣や、夏から放置されている“空の巣”をそのままにしておくのは危険です。
蜂の巣は乾燥していて軽く見えますが、実はフェロモン(匂い)や痕跡が残っており、翌年の女王蜂が「安全な場所」と判断して再び巣作りを行うことがあります。
特に、軒下・天井裏・倉庫・雨どいの裏などは、毎年のように同じ場所へ巣を作る傾向が強い場所です。
古い巣をそのままにしておくと「蜂が戻ってくる原因」になりかねません。
蜂がいない今のうちに、専門業者へ依頼して安全に撤去しておくことをおすすめします。
巣ができやすい場所を点検・補修する
蜂の巣は、風雨をしのげて外敵から守られる場所を好みます。
茨城県内では、戸建て住宅の軒下・雨戸の裏・ベランダの角・屋根裏などが巣作りスポットとして特に多く報告されています。
蜂は毎年3〜4月頃から巣作りを始めるため、冬のうちに巣を作られにくい環境を整えることが大切です。
具体的なチェックポイントとしては以下の通りです。
・軒下やベランダの角に古い巣の痕跡や黒ずみが残っていないか
・通気口や小さな穴から蜂が侵入できる隙間がないか
・倉庫やガレージなどに木くずや断熱材が露出していないか
特に、蜂は木の繊維や紙を素材に巣を作るため、屋外に置かれた段ボールや古い木材も要注意です。
これらを片付けておくだけでも、来春の巣作りを大きく防ぐことができます。
冬のうちに「予防駆除」を行う
蜂が活動していない冬の時期は、巣の撤去や薬剤散布を行うのに最適な季節です。
茨城蜂の巣駆除センターでは、春の巣作りシーズンに備えた「予防駆除」も承っています。
これは、蜂が巣を作りそうな箇所に専用の薬剤を散布することで、女王蜂の定着を防ぐ施工です。
この作業を冬の間に行うことで、
・巣作りを防止
・駆除費用の削減
・建物の保護
といった効果が期待できます。
春になってから駆除を依頼すると、蜂の活動が活発なため危険度も費用も高くなります。
そのため、安全でお得な時期である冬のうちの対策が非常に重要なのです。
茨城県内で特に注意したいエリア
茨城県は、気温が比較的穏やかな地域が多く、蜂の活動期間が長い傾向にあります。
特に水戸市・土浦市・つくば市・石岡市・鹿嶋市などでは、春の早い時期(3月中旬頃)から巣作りの相談が寄せられます。
住宅地や畑の近くでは、スズメバチやアシナガバチが多く見られるため、「冬でも油断しないこと」が大切です。
空き家や倉庫を所有している方も、年末の大掃除や点検の際に、一度建物の外周を確認しておくと安心です
まとめ
蜂の活動が止まる冬の時期こそ、来春の被害を防ぐための絶好のチャンスです。
・古い巣を撤去して再利用を防ぐ
・巣ができやすい場所を点検・補修する
・予防駆除を行って春の発生を防ぐ
この3つを実践するだけで、来年のトラブルの可能性を大きく減らすことができます。
茨城蜂の巣駆除センターでは、住宅・店舗・倉庫などの蜂の巣駆除を、茨城県全域で対応しております。
「蜂がいなくなった今、対策しておきたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
地域密着の専門業者として、安心・丁寧な作業で皆さまの暮らしを守ります。

