いつもお世話になっております。
茨城蜂の巣駆除センターの代表の篠原です。
今回のコラムでは「蜂の巣は空になっていればもう安心」と思っている方に、ぜひ知っていただきたい内容です。
実は、蜂がいなくなった後の“空の巣”を放置しておくことには、さまざまなリスクがあります。外見上は落ち着いたように見えても、翌年や他の害虫被害につながるケースが多く、注意が必要です。
空の巣を放置してはいけない3つの理由
①翌年、同じ場所に再利用される可能性がある
スズメバチやアシナガバチなどの一部の蜂は、翌年に同じ場所やその周辺に再び巣を作る習性があります。
特に、古い巣が残っていると「巣作りに適した安全な場所」と判断されやすく、再び蜂が集まってくることがあります。結果的に、同じ場所で翌年も被害が発生してしまうことも珍しくありません。
②害虫やダニの住処になる
蜂がいなくなった後の巣の中には、幼虫の残骸や花粉などが残っていることがあります。これが腐敗すると、ゴキブリやダニ、クモなどの害虫を引き寄せる原因になります。
特に天井裏や換気口などに巣がある場合は、放置しておくと建物内部に害虫が広がる危険性もあるため、衛生面でも非常に問題です。
③風や劣化による落下の危険性
蜂の巣は紙のような素材(木の繊維)で作られています。そのため、時間が経つと湿気や風、雨によってもろくなり、落下する危険があります。軒下や玄関付近にある場合は、人や車に落ちてくることもあり、予想外のトラブルにつながることもあります。
「蜂がいない=安全」ではない
秋が深まり、気温が下がる11月ごろになると、蜂たちは活動を終えて巣を離れます。
この時期になると「もう蜂がいないから大丈夫」と思ってしまう方が多いですが、実際はこの時期こそ安全に撤去できる絶好のタイミングです。蜂が活動していない今だからこそ、リスクなく巣を取り除けるのです。
しかし、冬を越して春を迎えると、再び蜂が巣作りを始めます。放置したままにしておくと、巣の残骸やフェロモンに引き寄せられて同じ場所を選んでしまうケースが多く、結局、翌年にまた駆除が必要になることも少なくありません。
自分で撤去するのは危険!プロに任せるべき理由
蜂がいなくなった巣でも、実は完全に安全とは限りません。中に越冬中の女王蜂が残っているケースもあり、刺激を与えると攻撃される恐れがあります。また、高所や屋根裏にある巣は、落下や転倒の危険もあるため、自己判断での撤去はおすすめできません。
専門の駆除業者であれば、防護服を着用し、周囲の安全を確保した上で作業を行います。撤去後の消毒・清掃まで一貫して行うため、再発のリスクを最小限に抑えることができます。
当センターでは、茨城県全域を対象に地域密着で対応しておりますので、最短即日での訪問も可能です。
冬前の今が撤去に最適な理由
11月〜12月は、蜂がいないため駆除作業が最も安全で、料金も比較的安く済む時期です。
夏場のような危険作業ではないため、業者もゆとりをもって対応できるというメリットもあります。さらに、冬のうちに巣を撤去しておくことで、春以降の巣作り予防にもつながります。
「来年のトラブルを未然に防ぐ」という意味では、今のうちの撤去が一番のタイミングです。
寒くなった今こそ、蜂の巣対策をしっかり行うことをオススメしております。
まとめ
空になった蜂の巣をそのまま放置しておくと、
・再利用される可能性
・害虫の発生
・落下事故
など、さまざまなリスクが潜んでいます。
蜂の活動が落ち着いた今こそ、安全かつ確実に撤去を行う絶好の時期です。
茨城蜂の巣駆除センターでは、住宅・店舗・倉庫・空き家など、あらゆる場所の蜂の巣撤去に対応しております。
地域密着の業者として、茨城県全域を最短即日で対応可能です。蜂の巣を見つけた場合や、空の巣を放置している場合は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

